小学校・幼稚園と、遊び盛りの子ども達がいる我が家。
ラグ・カーペットがだいぶへたってきたので新調することになり
- 夏・冬(ホットカーペット)兼用で使えて
- 寝心地が良さそうで
- 汚れがつきにくい
という条件で探し、楽天で良さげだった低反発ラグを見つけ購入しました。
ただ、結果的にはすぐに他のラグを買い直しするハメに・・
商品自体を完全にディスってるわけではないのですが、ラグの色などの選択ミスもあり、我が家にとってはミスマッチで残念な結果となってしまいました。
同じような境遇の方の参考になればと、その体験談を記事にしつつ、子育てファミリー向けにもオススメのカーペットを紹介したいと思います。
ちなみに、小さなお子さんがいる家庭でのオススメ床材は、結論からいくと断然ジョイントマットです。
極厚低反発はっ水ラグのメリット・デメリット
我が家が購入したのは、ホットカーペットにも対応している極厚の低反発はっ水ラグ。
表面はきめ細かく柔らかいマイクロファイバーフランネル生地、中にはクッション材として低反発のウレタンが入っているタイプです。
実際に購入してみて感じたメリット・デメリットを紹介します。
低反発はっ水ラグのメリット
価格が安い
我が家がラグを購入した最大の理由、それは価格でした。2m角以上のサイズでも1万円以下と、一般的なラグの中で比較してみてもすごくお求めやすかったです。
ちなみに他社でも同価格帯で似たような商品はたくさん出ています。
我が家では楽天のレビュー評価点も加味して、総合的に良さげだったものを購入しました。
このように価格的にはすごくリーズナブルでオトクなので、永く使える家庭には良い買い物になると思います。

寝心地が良い
マイクロファイバー素材は肌触りはすごく滑らかで、ウレタン生地のクッション性とも相まって寝心地はすごく良かったです。
ただ、一部レビューや商品紹介にもありますが、表面の毛の流れ方向によってラグの色が所々微妙に変化します。そして特に初期はラグの弾力性がすごくあるだけに、踏んだ箇所に足跡が残ります。

この辺りは寝心地・座り心地の良さとの背反事項とも言えますが、気になる方もいると思いますので購入を検討している方は留意しておいた方が良いと思います。
滑り止め付き
ラグの裏側には滑り止め加工がしてあって、その滑り止めの効きはなかなか良かったです。
「なかなか」というのは理由があって、下に滑りやすいホットカーペットを敷いた状態では完全に動かないというレベルまでは効きませんでした。
ただ、我が家の場合、下のホットカーペットが滑りまくりで、いかなる滑り止め付きラグを上に敷こうが動いてしまうのでこれは当然の結果とは言えます。
それを差し引けば、滑り止めは良い機能のものがついていたと言えます。
低反発はっ水ラグのデメリット
汚れの問題
我が家が低反発ラグを使用開始してから半年もせずに次のラグに乗り換えることに至った最大の理由、それは「汚れ」につきます。
色によっては汚れが目立ちやすい
低反発はっ水ラグは無地一色のものが多いですが、逆にそのデザインゆえに何か汚れがつくと、そこだけやたら目立ってしまいます。
我が家の場合、部屋を明るくしたい!と言ってホワイト系のベージュ色を選んでしまったことがまず無謀でした。
低反発ラグを購入の場合は、汚れがついても目立たない色をチョイスすることを強くオススメします。
汚れはすぐに拭き取れない
目立たない色をオススメする理由は、実際使ってみると汚れはすぐに拭き取れずシミになって残ってしまうからです。
低反発撥水ラグの仕様紹介には「ジュースをこぼしてもサッと拭き取れば汚れは残りません!」という謳い文句があり、購入当時はそのあたりにも惹かれていました。
でも使ってみるとわかりますが、子どもがラグを汚す場面にタイミング良く遭遇する・・なんてことの方が少ないんですよね。
そして時間が経ってからだと汚れがラグに浸透してしまうので、拭き取って汚れを落とすこともままなりません。

滑らかな毛の質感は初期だけ
もう一点、マイクロファイバーの毛並みは最初は肌触りがすごくよいのですが、ホントに滑らかな質感というのはごく初期の1~2ヶ月だけです。
寝心地はそこまで悪くはなりませんが、半年も経つと毛並みはだいぶゴワゴワになってくるのは承知しておいた方が良いと思います。
このように、低反発ラグはその特徴から、小さなお子さんがいる家庭にはあまりオススメできません。想像しているよりもデリケートな商品だということは承知しておいた方が良いと思います。

小さなお子さんがいる家庭にオススメのラグ
短期間でシミなどの汚れがとれなくなって全体に色もくすんでしまい、洗える厚手低反発はっ水ラグで失敗した我が家。
我が家のように小さなお子さんがいる家庭にオススメなマット・ラグ・カーペットを何点か紹介します。
リュイール ナイロン毛ラグ
赤ちゃんは卒業したけど、まだジュースをこぼしたり絵の具をこぼしたりする可能性が高い・・そんな家庭にオススメなのがリュイールのナイロン毛ラグです。
約2m角で2万円台後半とお値段はそれなりにしますが、モノとしてはやはり上質で実際の寝心地も快適。
柄が無地でないので、なにかこぼしたとしても汚れが目立ちづらく、いざとなれば絨毯の丸洗いも可能。
グラデーションがかかっていてデザインもお洒落になっていて、コロナ禍に嬉しい抗菌・抗ウイルスの仕様も施されています。
唯一のネックは価格ですが、永く使いたいのであればかなり妥当な金額でオススメできるラグになっています。
ジョイントマット
正直なところ、お子さんが小さいうちはジョイントマットが一番オススメです。
特に生まれて間もない子どもは、どこでミルクを吐いたりするかもわかりません。
いかなる洗えるラグといってもやはり限界がありますし、汚れても拭き取れば衛生的にその後も使えるという点でジョイントマットに敵うものはないのです。

そして、ジョイントマットは汚れにくいという他にも
- 転んでもクッション性高く安心
- 階下に音が響きにくくなる
- 夏でも冬でも触感温度が一定
という利点があります。
ジョイントマットも、明るい色のものをチョイスすると汚れが蓄積するので数年で買い替えは必要になるかもしれません。ただ、コストパフォーマンスの面でも優れているのは間違いないです。