だんだんとテレワークが主流になりつつある今日この頃。
家で仕事するために長時間座ってても、首や肩が疲れない椅子が欲しいですよね。
「SIHOOオフィスチェアー」は人間工学に基づいて設計された、疲れにくいハイバックチェアー!
我が家では、「SIHOO人間工学オフィスチェアー(M18-M153)」とほぼ同じ製品の「Ticova人間工学オフィスチェアー」を愛用しています。
この記事では「人間工学オフィスチェアー」を使った感想や、他の椅子との比較、オススメの組み合わせ机などをレビューしていきます。
1~2万円台で手に入る大きなやすらぎ。長時間パソコン作業の肩こりや頭痛にお悩みの方は、この椅子は絶対に「買い」ですよ!
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仕事で疲れを溜めないための最重要ツール「椅子」
- 「椅子の良し悪しが、仕事の出来を左右する」
デスクワーク中心のサラリーマンにとって、これは決して過言ではありません。
特に在宅勤務では、動く機会が極端に減りますし、基本的に一日中椅子に座ってパソコンと向き合うことになります。
合わない椅子は、肩や首の絶望的な疲れを引き起こす
パソコンの前に座って作業する時に、姿勢が適正でないと、それは酷い肩こりや頭痛になって現れます。
そして「作業」⇒「肩こり・頭痛」⇒「パフォーマンス低下」という負の流れが発生・・つまり、椅子の良し悪しは仕事のパフォーマンスに直結。
机、パソコン、電気スタンド・・色々とツールはありますが、家で仕事をするにあたって「椅子」は間違いなくこだわるべきポイントです。

それによって仕事への意欲も全く湧きませんでした・・

人間工学オフィスチェアの素晴らしい点
SIHOOが出しているオフィスチェアは、人間工学に基づいて設計・開発された椅子。長時間のパソコン作業でも身体に負担をかけない仕様になっています。
椅子が、身体が疲れない姿勢でいることを、優しく、そして完璧にサポートしてくれるんです。
その素晴らしい特長とレビューを紹介していきます。
脊椎のS字カーブに沿った形状のハイバックチェア
人間は立っている時に、背中の脊椎がS字のカーブ形状になっているのが自然な姿勢。
ですが、座る時にこの姿勢が崩れてC字カーブ、いわゆる「猫背」になると背中や腰への負担が増大し、肩や首周りの疲れの原因に。
それを防いでくれるのが、「SIHOO人間工学椅子」。背面が、座っている時でも脊椎が自然にS字カーブを保てるようなハイバック形状になっています。
さらに、身長や体型によって異なる「腰のS字カーブ位置ポイント」を、自分の身体に合わせてカスタマイズ・調整することができるのです。
「腰のS字カーブサポート」を実際使った感想
実際使ってみると、この腰部分のカスタマイズ機能はホントに大切で貴重!
腰のS字位置サポートがずれているとしっくりきませんし、逆にベストフィットな位置にきていると、ホントに身体が楽で疲れません。

首まですっぽり包み込んでくれる、人間工学ヘッドレスト
- 「ヘッドレストまでしっかりサポートされている」
これは我が家が、椅子を選ぶ時に一番こだわったポイントでした。
なぜかというと、過去にもハイバックチェアを買った経験はあったのですが、ヘッドレストまである椅子は買ったことはなかったんですよね。
ですが、ハイバックチェアでもヘッドレストによる首のサポートがないと、長時間座っているとどうしても首や肩回りが疲れてくるんです。そして、それが肩こりへ。
その点、「SIHOO人間工学椅子」は首のサポートもパーフェクト!ヘッドレストが完備されているのはもちろん、そのカスタマイズも可能になっています。
ヘッドレストを実際使った感想
ヘッドレストは高さ位置の変更だけでなく、向き・角度も変えて自分好みの位置で固定できます。
腰部のカスタマイズ可能部分と共に機能、身体が疲れないS字カーブ姿勢を保つのをしっかりサポート!してくれるので、首がとても楽です。

肩の疲れを引き起こさない「肘掛けの高さ調節機能」
下のイラストは「パソコン作業で疲れにくい・理想的な姿勢とポイント」の詳細を、まとめたものになります。
作業をするにあたって「肩こり防止&効率的なパソコン作業」という観点から一番大事になるのは、赤丸をつけた部分「④腕は、机か椅子の肘掛けで支える」「⑤肘の角度は90度以上」。
ただ、④⑤のために腕や肘を机だけで支えようとすると、どうしてもパソコンに近すぎる形での作業となってしまう。①ポイントの「パソコン画面まで40cm以上確保」を守ることが難しくなり、最適姿勢が保てないのです。
そこの部分がしっかり考慮されて効果的に機能してくれるのが、SIHOO人間工学椅子の「高さカスタマイズ可能肘掛け」。
そう、人間工学椅子がカスタマイズできるのは。座面の高さだけではありません。肘掛けの高さが調整可能で、机とほぼ同じ高さにアジャストすることもできちゃいます。
それにより、④⑤のポイントがしっかり守られて「肩こり防止&作業効率性の最大化」を実現してくれるのです。
実際に肘掛け高さを机の高さと同じにすると、下の写真のようになりますよ。
人間工学椅子、その他の利点
上記以外にも
- 座面が広く、椅子の上で片あぐらをかける
- メッシュ仕様なので長時間座ってても汗蒸れがない
のが人間工学椅子を使って感じる良い点です。
①は、身長176cmで中肉の夫が余裕を持って腰掛け、片足あぐらをかいて作業できる位のゆとりがあります。(両あぐらも不可能ではないですが、ちょっと余裕がなく楽ではありません)。
そして、②もかなり重要なポイント。椅子は長時間座っていると段々汗で蒸れて不快になってくることがありますが、「SIHOO人間工学椅子(M18-M153)」は座面および背面がメッシュ仕様になっています。
これがすごく快適!通気性が良く、蒸れがありません。
「SIHOO人間工学椅子」は、あらゆる観点から長時間作業に適したように作られている椅子なんです。
リラックスしたい時はリクライニングモードも可!
そして、人間工学椅子がケアしているのはデスクワークに勤しんでいる時だけではありません。
作業に疲れて「ちょっとリラックスしたいな~」という時のために、しっかりリクライニングモードも用意されています。
操作はとても簡単で、椅子の横にあるレバーを引いてロックを解除し、椅子にもたれかかって好きな角度になったら再びレバーを押してロックするだけ。これだけで、通常作業モード以外の2段階のリクライニングモードをとることができます。
作業の合間に本を読んだりテレビを見たりするのに最適!です。
人間工学オフィスチェアの気になる点
と、ここまではメリット・利点を列挙してきましたが、ここからは人間工学椅子を実際使ってみて感じる「気になる点」についても触れていきます。
まず購入前に仕入れていた不穏な口コミとして
- 組み立てが大変
- 造りが雑
- 椅子に座っているとギコギコ音がうるさい
というのがありました。ただ実際には、これらは我が家では問題になってません。
組み立ては1時間もかからず終了し、造りの雑さも使用上で気になる所は無し。
造りの雑さという意味では、開梱時には部品がバラバラの状態で入っているので、そういう意味では確かに目につくものはありました。ただ、全て組み立てると隠れてしまう部分なので完成後は気にならないです。
音も、座って回転させると多少の「ギコギコ」音が鳴ることはありますが、気になるほどではありません。作業中は動くこともほとんどないのでその音もなりませんし。
そして買った後に「中国製」ということを知ったのですが、正直この値段・クオリティでこれだけ疲れない椅子が手に入るなら全然アリと思います。
逆に中国製、末恐るべし・・という感すらありますね。
椅子の存在感は想像以上だった
一方、買ってから意外に気になったのは「椅子の存在感」です。
どういうことかというと、疲労を最小限に抑えることを第一に設計されている「SIHOO人間工学オフィスチェア」。
ハイバック+ネックレストで首まですっぽり包み込む仕様になっている関係上、椅子自体の背が高く、部屋に置くと存在感が想像以上にありました。
足回りもなかなかスペースを取るので、狭い部屋だと他のスペースを圧迫してしまう可能性がある・・というのは欠点かもしれません。
ただ使わない時は、肘掛けの上下調節を生かすことによって机の下にすっぽりしまい込んでしまうことは可能。

我が家ではこのようにして部屋のスペースを圧迫しないように使ってます。
アームレストがカスタマイズできるタイプはさらにベター
SIHOOの人間工学椅子でM57-M116というタイプでは、肘掛けを3次元的(横方向含む)に自分の好みの位置にカスタマイズすることも可能です。
横方向のカスタマイズもできると、作業がさらに楽な姿勢で行えて疲れにくくなります。

価格は2~3千円上がるだけなので、購入を検討しているならM57-M116はさらにオススメなタイプになりますよ。
チェアマットはあった方が良い
その他、椅子を使い2~3ヶ月の時点で少し気になったポイントとして、床が汚れやすいというのがあります。
脚にキャスターがついているのは良いのですが、それが使用時に微妙に動く際、床に黒い汚れがついてしまいます。
とれないような汚れではありませんが、定期的な拭き取り掃除も手間なので防止策としてチェアマットを購入して現在は使用しています。
セットでオススメの机と電気スタンド
次に、写真に写ってる机と電気スタンドが、椅子と組み合わせて使うのになかなか使いやすかったので、こちらも簡単に紹介します。
机:アイリスオーヤマホワイトデスク FDK-130
白地で圧迫感がなく、「SIHOO人間工学オフィスチェア」との組み合わせが良好なシンプルな白地の机。幅と奥行きが大きすぎず小さすぎずでパソコン作業にピッタリ!です。
この机ですと、身長176cmの夫が人間工学椅子に無理ない姿勢で座りながら、足を組むこともできて高さも丁度良く気にいってます。
我が家は、ラックも付属して購入。ラックの2段目の天板は本棚や小物を置いてもいいですし、机と高さが同じになるので作業スペースを広げたい方は、そういう使い方も可能。
また、写真の通り上段にはプリンターを置くという使い方もできます。(我が家のプリンターは奥行が若干はみ出してるのですが、それでも特に問題ありません)
安定感があって使いやすく、椅子との相性も良いオススメの机です。
電気スタンド:スワン電器 LEDタスクライト
お値段が6千円程度の、手頃なLEDライト。
挟みこんで取り付ける方式で、固定するのに場所を選びません。そしてコンパクトですが、見た目からは想像できないくらいに明るい!
コンセントが1個ついているのも便利です。同じようなスペックだともう少しお値段が張るものが多い中、機能が良くてリーズナブルなイチオシの照明です。
他のハイバックチェアとの比較
我が家が人間工学オフィスチェアを買う時に比較・検討した商品を、参考までにいくつか紹介します。
Ergohuman オフィスチェア ヘッドレスト付
オフィスチェアブランドとして名が知られている「Ergohuman(エルゴヒューマン)」。
人間工学に基づいた疲れにくい椅子を販売しています。
こちらの椅子もSIHOO人間工学オフィスチェアと同じく評価高いのですが、なんせErgohumanはお値段も高い!
8万円前後と、手が出る金額ではなかったので我が家では選択肢に入ることはなく・・高いだけに耐久性や機能の面などは優れているのかもしれませんが、Amazon口コミでは微妙なレビューもチラホラあります。
GTRACING ゲーミングチェア
ゲーマー用に作られている椅子。
こちらも長時間座っても疲れにくいように設計されていて一時候補に挙げたのですが
- 座面および背面が蒸れそうな素材
- 身体に合わせたカスタマイズができない
- デザインが・・
ということで却下しました。
Ticova 人間工学 オフィスデスクチェア
メーカーは同じく中国で、製品スペックとしてはSIHOO品とほぼ変わらずほとんど同じ製品になっています。
価格比較すると、時期によって多少ですがこちらのTicovaの方が安くなっていることもあります。
Amazonレビューを見比べても同じ位の評価なので、価格比較してオトクな方を購入することをオススメします。
肩・首こり対策にはオーダーメイド並にカスタマイズできるオフィスチェアを!
パソコン作業で「肩こり・首こりがつらい!」「疲れにくい、ストレスが少ない椅子が欲しい!」なら
- 自分の身体に合わせてカスタマイズできる箇所が多い
- しっかりした造りで、身体に接する素材が蒸れにくい
- 人間工学に基づいて設計、ヘッドレストまでついてる
ものがオススメ。
オーダーメイド並みにカスタマイズできて上記の全てを満たしつつ、価格が1~2万円とリーズナブルな人間工学オフィスチェアは本当にいい買い物だったと感じてます。
過酷なパソコン作業にお悩みの方は、「人間工学オフィスチェア」で、ぜひ大きなやすらぎを手に入れてください。